USJの「ハリー・ポッター・エリア」にあるオリバンダーの杖店はハリー・ポッターシリーズに登場する魔法の杖を扱うお店です。

ここでは実際の魔法の杖を手に取り、魔法の呪文を唱えるショーが行われています。

そんなオリバンダーの杖店で選ばれるために本当に必要な情報をまとめました。

オリバンダーの杖店で選ばれるための5つのポイント

「ハリーポッターと賢者の石」で主人公のハリーが最初に杖を購入した場所として知られる「オリバンダーの店」。

このシーンはUSJで体験できるアトラクションとして楽しむことができますが、1回に参加できるのは約30人。

そして、オリバンダーから杖を選んでもらえるのは30人中たった1人のみ!確率は30分の1です。

何度も挑戦してみた結果、確実に選ばれる方法は存在しないことがわかりましたが、選ばれやすい傾向がある程度分かりましたのでポイントをご紹介します。

ハリーポッターのローブを着る


オリバンダーに選ばれた人をよく観察してみると、ハリーポッターのローブを着てコスプレしている割合が多かったです。

さらにワンポイントでマフラーを巻いていると他の人と差別化できて目立ちます。マフラーはボーダーよりも寮の紋章の方が目に止まりやすいです。

「コスプレは恥ずかしくてなかなかできない…」と思うかもしれませんが、USJは楽しんだ者勝ちです。魔法使いになりきって思いっきりエンジョイしましょう!

私がオリバンダーに選ばれた時もローブとマフラーは当然身に着けていましたが、プラスしてUSJクルーからプレゼントでもらったバースデーシールをほっぺたに貼っていました。

このバースデーシール、多くの人は服に貼ってしまうのですが粘着力があまり強くないので、いつの間にか失くなっている事も多いです。何より服に貼っても目立たないのであまりおすすめできません。

ローブやマフラーはハリポッターエリアのショップで販売されていますのでぜひ検討してみてくださいね。

オリバンダーと視線を合わせる


「目は口ほどに物を言う」という孟子の言葉がありますが、正にその通りだと思います。オリバンダーに選ばれるためには彼とできるだけ視線を合わせるように意識する事です。

オリバンダーもアトラクション参加者の中から、たった1人を選ぶために全員の顔を眺めます。その時に熱い視線を送っている自分と目が合ったら思わずビビッと来る瞬間があるはずです。

「オリバンダー、私はここにいるよ!」としっかり目で訴えて自分自身をアピールしましょう。

同じグループで参加していた小学生ぐらいの男の子はキラキラと目を輝かせながらオリバンダーに真っ直ぐな視線を送っていて最終的には見事に選ばれていましたね。

笑顔を絶やさない

自分がオリバンダーの立場だったら、真顔の人や機嫌が悪そうな表情の人を選ぶでしょうか?

そうです、やっぱり笑顔の人から選びたいと思うのが普通ですよね。

補足情報にはなりますが、オリバンダーに杖を選んでもらう時に名前と誕生日を聞かれて呪文を唱えるという儀式があります。

ここではハッキリとした受け答えができそうな人をオリバンダーは探しています。ということは、笑顔で胸を張って堂々とした人が選ばれる可能性が高いということです。

素敵な笑顔をしている小さな子どもなのに選ばれないのは、こういう所もオリバンダーがしっかりと見ているからなんですよね。

顔がハッキリと見える位置に立つ

オリバンダーに選ばれるためには彼の視界に入っていなければいけません。当然ですが、顔がハッキリ見える場所にいることが重要になります。

たとえ最前列にいたとしてもオリバンダーの目にはっきりと顔が映らなければ選ばれることは難しいでしょう。

選ばれる可能性が高い場所としてはオリバンダーが立つカウンター前が最有力です。ただ、競争率も激しいのでカウンター前の場所が取れない事もよくあります。それでも最後まで諦めずに積極的に自分の存在をオリバンダーに知らせましょう。

なぜなら、過去には最後列だった私でも希望を捨てずにオリバンダーにはっきり顔を見せた事で最終的に声をかけられて選ばれたことがあるからです。

アトラクション参加者が少ない時を狙う

通常、オリバンダーに選ばれるのは30人に1人ですが、アトラクション参加者が少ない場合は選ばれる確率がアップします。

ハリーポッターエリアはとても人気があるエリアなので混雑している事も多いですが、いつもより空いている日時があります。

例えば、平日の朝一番、帰宅者が増える夕方頃、アトラクションの終了間際などは参加者が少なくなる可能性が高いので狙ってみる価値はあります。

参加者が少なければ少ないほどオリバンダーに選ばれる可能性が高くなるので、事前に計画をしっかり立てておくと良いでしょう。

オリバンダーの杖の種類は?


USJのオリバンダーの店で購入できる杖は下記の3種類です。

  1. オリジナルの杖
  2. 『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャラクターの杖
  3. 誕生月の杖

日本のUSJのハリーポッターエリアでは合計58種類の杖が取り扱われています。これらの杖は、それぞれの特徴と意味があり、ユーザーの好みや目的に応じて選ぶことができます。

オリジナルの杖

2022年の冬には13種類の新しいラインナップの杖がリリースされました。

杖の素材としては強力な芯になる下記の素材が使われています。

・ユニコーンのたてがみ

・ドラゴンの心臓の琴線

・不死鳥の羽

この3つの素材と木材を組み合わせることで13種類ですね。

この13種類のうち日本のUSJのハリーポッターエリアでは10種類の杖が販売されています。

残りの3種類は海外のUSJのハリーポッターエリアのショップで限定品として入手できます。

海外のUSJで入手できる杖

ハリウッド 「ウォールナットとドラゴンハートの杖」

オーランド 「ラーチとフェニックスの羽根の杖」

北京 「レッドオークとユニコーンのたてがみの杖」

日本のUSJ限定で入手できる杖としては「サクラとユニコーンのたてがみの杖」があります。

これらのUSJ限定の杖には杖の特徴と理想の持ち主に関する情報が書かれている「ワンド・ロア」と呼ばれる杖の伝承が同梱されています。

これらの新作杖も、ハリーポッターエリアでの魔法体験に対応した専用の杖「マジカルワンド」仕様となっています。

キャラクターの杖

「ハリーポッター」シリーズと「ファンタスティック・ビースト」シリーズに登場するキャラクターが使っていた杖が揃っています。

これらは最もバリエーション豊富な杖のシリーズです。

やはり、一番人気は主人公のハリーポッターが使用していた「ヒイラギと不死鳥の尾羽の杖」でしょう。

オーマイハニーやロン、ダンブルドア校長の杖もそろっており、さらに意外なキャラクターのものも取り揃えられているので要チェックです!

誕生月の杖

ケルト神話に由来する、誕生月ごとの守護樹木を材料にした杖が揃っています。

守護樹木 誕生月
カバノキ 12月24日〜1月20日
ナナカマド 1月21日〜2月17日
セイヨウトネリコ 2月18日〜3月17日
ハンノキ 3月18日〜4月14日
ヤナギ 4月15日〜5月12日
サンザシ 5月13日〜6月9日
オーク 6月10日〜7月7日
ヒイラギ 7月8日〜8月4日
ハシバミ 8月5日〜9月1日
ブドウの木 9月2日〜9月29日
ツタ 9月30日〜10月27日
アシ 10月28日〜11月24日
ニワトコ 11月25日〜12月22日

それぞれの樹木には特別な意味がありますので、誕生日に合わせて選ぶだけでなく、樹木の性質によっても選ぶことができます。

全ての杖はハリーポッターエリアでの魔法体験に対応した専用の杖「マジカル・ワンド」仕様です。

USJで魔法使い気分!オリバンダー店の杖の値段を紹介


USJでの杖の販売価格は、機能によって異なります。

機能は大きく3つのカテゴリに分けられます。

それでは、各機能と価格について詳しく見ていきましょう。

価格は徐々に上昇傾向にあります。

興味を持っている方は、迷わず早めに手に入れることをお勧めします。

オリジナルワンド 4,500円(税込)

センサー機能がないタイプの杖で価格は4,500円(税込)です。

ほぼ全てのバリエーションが取り揃えられています。

精巧に再現された魔法の杖のレプリカです。

お気に入りのキャラクターに扮する際には欠かせないアイテムですね。

やはり、ハリーポッターの杖が最も目立ちます。

マジカルワンド 5,500円(税込)

USJのハリーポッターエリアでの魔法体験に対応したセンサー搭載の杖です。

一本の価格は5,500円(税込)。

店主オリバンダーに選ばれた杖は、このタイプが対象となります。

マジカル・ワンドの種類としてはオリジナル、誕生月別、お気に入りキャラクターの杖が揃っています。

この杖を持っていれば、USJハリーポッターエリア各所で魔法の体験が可能です。

ハリーポッターやダンブルドアの杖など一部の商品は、USJ公式ウェブサイトで購入できます。

ライティングワンド 2,900円(税込)

USJのハリーポッターエリアで取り扱っているライティングワンドは、2,900円(税込)の魔法の杖で、先端が光る機能が特徴です。

この杖を振ることで、暗い場所を照らす「ルーモス」の魔法が楽しめます。ライティングワンドにはハリーポッターとハーマイオニーの2種類が用意されています。

ライティングワンドとマジカルワンドの主な違いは、前者は杖の先端が光る機能がついていて「ルーモス」の魔法が使えることに対し、後者はハリーポッターエリアでさまざまな魔法体験が可能な杖です。

どちらの杖を選ぶかは、どのような魔法の体験を求めているかによって変わります。

ライティングワンドは光る機能と値段が安いのが魅力で「ルーモス」の魔法を楽しむことができますが、魔法体験のアトラクションでは使えません。

一方、マジカルワンドを持っていると、ハリーポッターエリアで多彩な魔法体験を楽しむことができます。

どちらの杖も、USJのハリーポッターエリアでの思い出づくりや楽しみ方に役立つことでしょう。あなたが選ぶ選択肢によって、異なる魔法の世界を体験できます。

まとめ

オリバンダーの店で杖を選んでもらう方法に絶対的なものはありませんが、確率を上げる方法は存在します。

人数が少ない時に訪れたり、ローブやマフラーでコスプレすることでオリバンダーの注目を引くことができるでしょう。

選んでもらった杖自体は店で販売されているものと同じですが、限定の箱がついてくるため、ファンにとっては特別な記念品になります。

杖は決して安いものではありませんが、ハリーポッターの世界を愛する方にはぜひ体験してほしいショーです。

ハリーポッターの世界観や雰囲気は、実際に体験しなければ理解できないものです。

もし自分が選ばれたら、思わず杖を購入してしまうかもしれませんね。ぜひ、自分だけの杖を手に入れて、魔法の世界を楽しんでみてください。